日本人はもともと独特の死生観を持っていて、死や孤独を超越することができた。
『「武士道とは死ぬこととみつけたり」と葉隠れにあるように、死と本当に取り組んで解決したものでなければ
、無常観に襲われて負ける。しかし、死を踏みしめて、時間と言う次元を突破して、永遠の次元に一歩踏み入れ
た人間は強く逞しい。

ここに人生に勝利する解決がある。死に怯えている間、永遠の命と言うものはない。』
(手島郁郎の言葉より)

今の年寄りは孤独の中で迫りくる死におびえオドオドしながら過ごしている。情けない限りだ。従容として死に臨め!