一つ目は公衆道徳。日本人は非常に公衆道徳を重んじる。
滞在は短かったが、日本側が用意したスケジュールは内容に富み、沖縄と北海道以外の主要都市は訪れることが出来た。
そこで感じたことは日本人は落ち着きがあり、礼儀正しいということだ。
道を尋ねても、老若男女問わず、非常に親切に道を教えてくれることだろう。白い眼で見られることはない。

二つ目は仕事に対する意識。日本人は非常に仕事熱心で勤勉だ。
一人二人の模範的人物だけが必死になっているのではない。組織の人々全員が努力している。
この高い積極性は何に由来するのか?

中国が、物質面で日本に追いつき、追い抜くことは難しくない。
しかし、精神面では差があり、差は決して小さくない。
私は日本を褒め称えるために書いているのではない。
一人の共産党員として、私は中国が特色ある社会主義を完成させると信じる。
そのためには物質面だけ現代化しても無意味だ。我々は人的素質の向上と考え方の転換をもって
精神面と政治面の現代化が必要である。我々はまだまだ努力が必要である。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=1020&f=column_1020_011.shtml