0281狐うどん ◆XF.Ox1rqe2
2010/10/30(土) 11:47:43ID:k0Usg4id〜旅の自慢話 その18〜 札幌駅
あせり、走り、ゆきついた場所にバーンとそびえたっていたのはヨドバシカメラでした。
本当にこちらで良かったのか、バス発車時刻まで一分と少し。
私は警備員?のおじさんをひっつかまえました。
わたし 「すみません、丘珠空港行きのバスはどこから出るんでしょうか。」
おじさん 「はあ?空港行きバス?いやー、こっちじゃないなあ。」
わたし 「えーっ!」
おじさん 「もっとあっちの方じゃないかなぁ?」 ← あらぬ方向を指す
わたし 「ええとですね、こっちだと聞いてきたんですが・・。違いましたでしょうか?」
おじさん 「違う。」
わたし 「ひー!も、もうバスがでるっっ!!」
おじさん 「困ったねぇ・・」 ← 本当に困っている様子
わたし 「どえー!!」 ← アホ
ジリリリリン
その時携帯がなった!!だれ??
さきほどの現地係員のお嬢さんでした。
私の方は番号を教えていなかったのですが、チケット購入時に登録したのをひっぱてきたもよう。
お嬢さん 「お客様っ、バスには??」
わたし 「悲しいお知らせがあります。乗れませんでした・・。」
お嬢さん 「今どちらに?」
わたし 「ヨドバシカメラの前です。」
お嬢さん 「うう、全く違う方向です。」
わたし 「すみません・・」
お嬢さん 「いえ、わかりました。すぐ、タクシーをつかまえてください。
料金精算時に、今から言う名前で領収書をもらってください。」
わたし 「しょぼーん」
お嬢さん 「ええから、はよタクシーつかまえんかい、おばはん。」
詳細を伝えると安心したように笑顔を見せるおじさんに手をふり、タクシーに乗りこむ。
この間まさに三分。これはスパイ映画?
数分の札幌滞在でしたがなかなかゆかいでした。