アメリカの電気自動車メーカー、テスラが23日に発表した3月までの3か月間の決算は、およそ4年ぶりの減収となりました。

発表によりますと、売り上げは前の年の同じ時期と比べて9%減少して213億100万ドル、日本円でおよそ3兆3000億円でした。

最終的な利益は前の年の同じ時期と比べて55%減少して11億2900万ドル、日本円でおよそ1700億円と大幅な減益となりました。

中国のEVメーカーとの価格競争やEV需要の伸びの鈍化を背景に、この期間の世界での新車販売台数がおよそ4年ぶりに前の年の同じ時期を下回ったことが主な要因です。

価格競争に対応するためEVを値下げしたことなどから営業利益率が5.5%に低下しました。
2024年4月24日 7時15分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240424/k10014431181000.html