個人向けサービス「オリーブ」登録者数目標前倒しも 三井住友FGの中島達社長
2024/2/26 17:11 産経新聞
https://www.sankei.com/article/20240226-ASEEZXL57ZLJRGUDY3WQ5IVMCU/


三井住友フィナンシャルグループの中島達社長(60)は26日までに産経新聞の取材に応じ、決済や資産運用などを一つのアプリで完結できる個人向けモバイル総合金融サービス「Olive(オリーブ)」の登録者数目標の前倒し達成を目指す考えを明らかにした。オリーブを軸に旧来の銀行の枠にとらわれない「脱銀行」路線を推進できるかが注目される。

オリーブは令和5年3月のサービス開始後5年で1200万人の登録を目標とするが、5年12月末時点で登録者数は約170万人に到達。中島氏は、「当初計画よりも良いペース」と手応えを語る。そのうえで、4月に控える三井住友カードが運営する「Vポイント」とTSUTAYA(ツタヤ)などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の「Tポイント」との統合が、さらなる普及拡大に向けた大きな転換点になるとの認識を示した。約7000万人が使うTポイントの活用で、これまで接点がなかった利用者のオリーブ登録に注力する構えだ。

そのうえで、オリーブとひもづけできるクレジットカードの種類を増やしたり、マイナンバーカードを利用した新規銀行口座の開設など利便性向上の取り組みを不断に行う方針も示した。


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