2023年12月11日
旅人ITライターさとる

岸田首相が11月22日にデジタル行政改革会議で、「ライドシェアの喫緊の課題への対応策の議論を加速してほしい」と発言。さらに政府は12月に入ると、タクシー会社が雇用するなど条件はあるものの、
旅客運送に必要な「第2種運転免許」が不要で自家用車をタクシー営業に利用できるようにする規制緩和策を固めるなど、日本でもライドシェア解禁に向けた動きが活発化している。
一方で、現状ではライドシェアが解禁されているわけではなく、「第2種運転免許」を持たず白ナンバーの「自家用車」で旅客運送を行うこと、
いわゆる「白タク」は違法行為。最近はこの「白タク」が日本国内の空港などに多く出現しており、社会問題としてニュースでも取り上げられている。
これまでこういった「白タク」は、外国人向けの専用サイトや独自アプリでサービスを提供していると思われていたが、
今回調査したところ国内でも営業している外資系OTA(Online Travel Agent)が、国内で白タクを斡旋していることがわかった。
たとえばブッキング・ドットコムは、「空港発着タクシー」というサービスを提供している。ウェブサイトの空港発着タクシーの予約で
羽田空港から東京都心などで検索し、「スタンダード」や「ミニバンなど」など車種を選ぶと、連絡先と支払い方法の登録画面に切り替わる。

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