0001へっぽこ立て子@エリオット ★
2023/11/01(水) 15:54:52.18ID:IEbDRg341日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸した。終値は前日比742円80銭(2.41%)高の3万1601円65銭と、この日の高値で引けた。上げ幅は今年2番目の大きさ。前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを引き継いだ。外国為替市場で1ドル=151円台まで円安・ドル高が進み、輸出関連株に採算改善を見込んだ買いが入った。日銀が金融緩和姿勢を当面続けるとの見方も投資家心理を強気に傾けた。
日銀が前日の金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の再修正を決めた。ただ、微修正にとどまり、市場の想定ほど金融政策の正常化に前のめりではないと受け止められた。イベントを無難に通過し、売り持ち高を膨らませていた海外ヘッジファンドなどの短期筋が株価指数先物に買い戻しを入れたようだ。財務省の為替介入が10月はなかったことが分かり、円買い介入への過度な警戒感が後退したことも外需株の買い安心感につながった。
日経平均は大引けにかけて強含んだ。トヨタが午後に2024年3月期の連結業績予想の上方修正を発表し、市場予想平均のQUICKコンセンサスも上回った。トヨタに好感した買いが入って上げ幅を広げると、円安進行を追い風にした企業業績の改善期待が市場全体に広がった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸し、56.96ポイント(2.53%)高の2310.68で終えた。JPXプライム150指数も続伸し、25.61ポイント(2.61%)高の1006.32だった。
東証プライムの売買代金は概算で4兆8360億円。売買高は19億4396万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1308と、全体の約8割を占めた。値下がりは328、変わらずは22銘柄だった。
ファストリやファナック、TDKなど値がさ株が高い。ホンダやSUBARU、スズキなど自動車株が上昇した。東エレクや信越化、スクリンも買われた。一方、アドテストが大幅安。オークマや住友ファーマが下落した。日ハムやニチレイが売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2023年11月1日 9:12 (2023年11月1日 15:47更新)
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB00003_R01C23A1000000/