立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
5chスレタイ検索 Google検索
https://www.google.com/search?q=5ch+%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%82%A4%E6%A4%9C%E7%B4%A2
寄り付きは32000円台、しかしややレンジを下げて31900円を下回る場面もあり、やや株価は弱気に推移する展開。上下共に限られた動きとなり、小幅反落で前場終了。
中東でガザ地区の病院が爆撃されたとのニュースが駆け巡り、双方ともに「やったのはアイツです」と責任擦り付けをするなか、バイデン大統領が中東訪問キャンセルを発表。これを受けて長期金利と原油価格は上昇しています。為替にはまだ大きな影響はありません。株価にも波及はしていないように見えます。
業種別では原油価格を背景に鉱業が値上がり上位。陸運業は一部の鉄道株が中盤から盛り返してプラス引け。海運業や医薬品が利確売りで値下がり上位、ハイテクバリュー株もさえずさくらインターネットが下げ幅を拡大しています。一方半導体関連は途中から買い戻され堅調。ディスコやアドバンテストは安値スタートからプラマイに近づけています。
話題としてはIoT主力の小型株のFIGが急騰。岸田内閣で地方の交通を補うためライドシェアを検討すると発表したことから関連銘柄として注目されています。なお喋った途端にタクシー議連から猛反発が出ています。
後場は横ばいで31900円台で再開しています。

[東京 18日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比66円00銭安の3万1974円29銭と小反落した。米金利が上昇基調にある中、米国市場でハイテク株安となり、東京市場でもグロース株を中心に弱かった。中東情勢への警戒感もくすぶっている。

日経平均は6円安でスタートした後も下げを拡大し、一時173円安の3万1866円95銭円に下落した。プラスに転じる場面もあったが、長続きしなかった。ただ、下げは深まっておらず、市場では「日米金利の影響を受けている割には底堅い。REITは堅調で、国内金利の上昇はさほど警戒されていないのではないか」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンド・マネージャー)との声もあった。東証REIT指数は小高い。

グロース株を中心に弱かった一方、銀行や保険は堅調。新発10年国債利回り(長期金利)は一時は0.815%と2013年8月以来の高水準を付けた。WTI原油先物が一時89ドルを付け、鉱業や石油・石炭製品はしっかりだった。

米政府が高度な人工知能(AI)用半導体の中国への輸出停止を計画していると発表し米市場ではエヌビディア(NVDA.O)株が急落したが、フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は比較的小幅な下げにとどまり、東京エレクトロン(8035.T)など半導体関連の一角はしっかりだった。朝方に弱かったアドバンテスト(6857.T)は、前場終値では横ばい圏に下げを縮めた。

前場中盤に中国の主要経済指標が発表されると、日経平均が急速に下げ幅を縮める場面があった。中国の第3・四半期の実質国内総生産(GDP)伸び率は前年比4.9%で前期の6.3%から鈍化したが、市場予想は上回った。「中国経済は底入れしつつあるようにみえる。V字回復は想定しにくいが、底堅いのではないか」(藤原氏)との見方が聞かれた。

TOPIXは0.18%安の2287.98ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆6478億2400万円だった。東証33業種では、値上がりは鉱業や石油・石炭製品、銀行など12業種で、値下がりは海運や医薬品、サービスなど21業種だった。

第一三共(4568.T)やソフトバンクグループ(9984.T)、リクルートHLDG(6098.T)は軟調だった一方、INPEX(1605.T)や京成電鉄(9009.T)はしっかり。塩野義製薬(4507.T)は年初来高値を更新した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが801銘柄(43%)、値下がりは953銘柄(51%)、変わらずは82銘柄(4%)だった。

2023年10月18日午後 12:08
ロイター
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/CSJPUAN3JJIGFDDSCK7XS6E45Y-2023-10-18/