立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
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寄り付きから値上がり傾向、植田氏への聴取が始まってから更に上げ幅は拡大し、300円近い上げ幅となり大幅反発で前場終了。
所信聴取が始まり、各報道が生中継で伝える中であたり前のことを淡々と述べる植田氏の態度に安心感が出たようで、一度割った移動平均水準を回復しています。
聴取の中で「黒田路線は副作用もあった、しかしすぐに止めることはない」「物価2%目標は世界の財政政策における共通のものであり堅持をする」「国債購入は既に減らしており続くものではない、しかしすぐ売却はしない」「ETFも以下略」「市場との対話は行う」などと語っており、出口も見据えたうえで現在の金融政策を評価して継続するとの姿勢を明示。経済のこともわかってないし日銀の役割すら理解してなさそうなアホの質問にも丹念に日銀としてできる内容を説明するなど人柄が光る場面も。
その他の要因としては昨夜のアメリカ半導体セクターが好調だったことを受け、関連銘柄が買い戻される展開。TSMCが熊本に合計1兆円規模の工場建設投資を行うとの報道も追い風になったようです。反面市場の動きが明確になったことからグロース市場は売って利確する流れとなって下落しています。
後場は高値を維持して27400円付近で再開しています。

[東京 24日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比294円46銭高の2万7398円78銭と、大幅に反発した。次期日銀総裁候補の植田和男氏の現状の金融緩和を継続するという旨の発言が伝わると上げ幅を拡大し、一時360円高まで上昇した。

日経平均は前営業日比40円高と小反発してスタートした後、徐々に上げ幅を広げた。午前9時半過ぎに衆院で植田候補の所信聴取が始まり、現在の金融政策について「副作用をもたらしているが、経済・物価情勢踏まえると必要かつ適切な手法」と発言すると当面は金融緩和が継続するとの思惑が広がり、指数は300円超高まで上値を伸ばした。

SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は「金融緩和を継続するという(植田氏の)語り口に驚きはなかった」と指摘。「(金融緩和継続で)為替が円高には振れにくいと市場が解釈した場合、今後の日本株にとってはプラスに働くとみている」という。

所信聴取が始まりいったんあく抜けしたことから「後場にはもう一段高が期待でき、日経平均2万7500円まで戻すことも期待できる」(山口氏)とみられている。

米半導体大手エヌビディアが22日に発表した決算が好調だったことで、半導体関連株が堅調に推移した。東京エレクトロンは6.1%高、アドバンテストは7.8%高。ディスコは6.4%高と年初来高値を更新した。

一方、植田氏の所信聴取を受け、みずほフィナンシャルグループや三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループhなどの金融株は軟調だった。

TOPIXグロース指数は0.77%高、同バリュー指数は0.38%高で、グロース株が優位だった。

TOPIXは0.57%高の1986.43ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆6999億8100万円だった。東証33業種では、値上がりは海運業や電気機器、不動産業など24業種となった一方、値下がりは医薬品や鉱業など9業種だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1288銘柄(70%)、値下がりは462銘柄(25%)、変わらずは84銘柄(4%)だった。

2023年2月24日12:26 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPKBN2UY063