立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
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寄り付きから100円以上下げるもマイナスまでは届かず26500円付近でもみ合い、続伸で前場終了。
昨日と対象的に製造業が下がって金融関連が上がる循環市場。しかし半導体以外は製造業もやや下げ渋っています。
特徴的なのはインバウンド銘柄。中国のロックダウン解除から次々と緩和策が発表されていることを好感して関連銘柄が大きく反応しています。政府もこれに対応して中国からの訪日客に対して陰性証明を求めるなど発表。コロナ感染がひどくなっていると言われている中国からの春節休みの恩恵を本気で取ろうとしに来ています。
後場は下がって26500円近くで再開。

[東京 27日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比137円60銭高の2万6543円47銭と続伸した。個別材料を手掛かりにした物色や米株先物の堅調な動きを背景に底堅く、特に内需株が相場を支えた。ただ、新規材料が乏しく買い一巡後は伸び悩み、前引けにかけては小幅高の水準で小動きとなった。

日経平均は160円高でしっかりとスタートし、心理的節目の2万6500円を回復した。その後も上げ幅を拡大し、一時、前営業日比約210円高の2万6620円49銭の高値を付けた。買いが一服した後はもみ合いとなり、朝方強かった半導体関連株や輸出株が下落に転じ、相場の重しとなった。

物色動向としては、空運株、小売株、陸運株などが堅調だった。中国国家衛生健康委員会が、入国時の隔離義務を来年1月8日に解除すると26日に発表したことが好感された。

いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏によると「重要なイベントを通過して足元は材料が少なく、方向感は見出せない」という。先週までの下げの反動で目先は反発が期待できるものの、「海外経済の減速懸念が重しとなり、積極的に上値を追う動きにはなりにくい」状況で、年内の日経平均について2万6000円―2万7000円で横ばい圏での推移を見込んでいる。

一方、年末を控えて商いが低調になっていることから、「値動きが荒くなる可能性もあり、注意が必要」(国内証券・ストラテジスト)との声も出ていた。

TOPIXは0.62%高の1914.40ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆0937億4100万円だった。東証33業種では、空運業、小売業、陸運業など29業種が値上がり。半面、輸送用機器、電気・ガス業、機械など4業種は値下がりした。

個別では、インバウンドの回復期待から日本航空が3.4%高、ANAホールディングスが2.6%高、西日本旅客鉄道が3.6%高と堅調。

前日に業績予想の上方修正を発表した高島屋が8%高となったほか、三越伊勢丹ホールディングスが7.8%高、J.フロント リテイリングが6.4%高となるなど、百貨店株がしっかりだった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1403銘柄(76%)、値下がりが363銘柄(19%)、変わらずが71銘柄(3%)だった。

2022年12月27日12:01 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N33H0F6