https://www.rieti.go.jp/jp/publications/nts/21e086.html
進学校への入学はゴールかスタートか? 学校における相対順位が成績と進学先大学に与える影響

検証の結果、中学校入学直後の順位が高いことが、その後6年間にわたって成績にポジティブな影響を及ぼすこと、より競争的な大学に進学する可能性を高めることが示された。具体的には、中学1年の最初の試験でクラス順位が1SD上昇することは、高校1年時点での成績を0.17SD引き上げる効果を持つ。また、クラス順位が約10%(45人のクラスであれば4-5位)上昇すれば、いわゆる名門大学に合格・進学する可能性が2パーセントポイント上昇するという結果となった。これらの結果から、一般によく言われることではあるが、レベルの高い学校に合格することはゴールとして捉えるべきではなく、学校生活において良いスタートを切ることの重要性が示唆される。


つまり中学入試直後のテストで良い順位を取れるように勉強しましょう、ということだね