本日の詳細

<10:58> 日経平均は400円超安、半導体関連の下落が重しに

日経平均は400円超安の水準で軟調な推移を継続している。東証33業種では、建
設業を除く32業種が下落している。輸送用機器や鉱業、海運など景気敏感セクターの下
落が目立つ。プライム市場の値下がり銘柄は87%となっている。

東京エレクトロンやアドバンテストなど値がさの半導体関連株が大
幅安となっており、2銘柄で指数を60円程度、押し下げている。ハイテク株比率の高い
米ナスダック総合の先物が時間外取引で軟調に推移し、半導体関連株の重しになっている


米半導体大手エヌビディアが、人工知能(AI)向けの主力半導体2種につ
いて、中国への輸出を停止するよう米当局から命じられたと明らかになり「現時点で半導
体全体の成長に関連する話ではなさそうだが、エヌビディア株が時間外取引で大幅に下落
したことも材料視されているようだ」(国内証券)との声が聞かれた。


<10:00> 日経平均は下げ幅を拡大、米株先物の軟化を嫌気する動き

日経平均は下げ幅を拡大。2万7600円台まで下押しした。新たな買い材料が見当
たらない中、時間外取引で米株先物が軟化しており、米国株式に下げ止まる気配が感じな
れないことが嫌気されている。

米株下落の背景には、金融引き締め懸念もさることながら、今後の景気悪化を織り込
んでいるとの見方があり、日本株でも業種別株価指数をみると、景気敏感セクターに値下
がりが目立つ。

市場では「きょうは前日のように2万8000円まで戻るのは難しいだろう。下値の
目安としては2万7500円前後に位置する200日移動平均線が注目される」(国内証
券)との声が聞かれた。


<09:10> 日経平均は続落、米株安受け売り優勢 直近安値更新後は下げ渋る

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比294円53銭安の2万7797
円00銭と、続落した。前日の米国株式の下げを受けて、売り優勢で始まった。下値の目
安として意識されていた8月29日の直近安値2万7788円12銭を下回ったものの、
その後は下げ渋っている。

外為市場でドル/円は直近高値の139.38円を上回り、約24年ぶりのドル高/
円安水準まで上昇したことで、輸出関連株が底堅さを増すとの見方も出ていた。

個別では、東京エレクトロンなど半導体関連株が軟調となった半面、日本製
鉄など鉄鋼株が高い。


<08:20> 寄り前の板状況、サカイ引越は買い優勢 カナデンは売り優勢

東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群
は以下の通り。
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N30742A