立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
5chスレタイ検索 Google検索
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寄り付きから一気に急落、28000円の大台と5日線を手がかりに何とか下げ渋りはしましたが240円ほど下落し反落で前場終了。
4日続伸で値段を上げてきていましたから、一旦ここで調整という局面でもある様子。28000円が新たなレンジ下限と意識され始めています。
昨夜に米国市場でエヌビディアなどハイテク銘柄が安値となりフィラデルフィア指数が下落したことから日本市場でも関連銘柄が不調。加えて決算内容で大きな損失を計上したソフトバンクGが大きく値を下げました。市場はむしろ値ごろ感が出たグロース銘柄に物色の手を伸ばしているようでグロース市場がプラスになっています。
後場は今の水準を維持して28000円付近で再開。大きな材料がなければここで耐えられそうです。

[東京 9日 ロイター] - 午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比239円89銭安の2万8009円35銭と、反落した。10日発表の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとのムードが強く、模様眺めとなっている。そうした中で、決算の内容が嫌気された東京エレクトロン、ソフトバンクグループが大幅安となり、下げ相場を先導した。

8日の米国株式市場はほぼ変わらずで終了。日本株にとって方向性を示す材料とはならず、市場参加者の関心はCPIに向いている。

米CPIの発表を控え全般的に手掛かり難となる一方、11日が休場となることから日本株は商いが薄く見送りムードが強い状態となった。好決算を発表した銘柄は引き続き物色されているものの、全体を押し上げるまでには至っていない。反対に、指数寄与度が大きい東エレクとソフトバンクGが厳しい下げを演じたことで、日経平均は終始マイナスで推移した。

市場では「米CPI発表後の米長期金利とナスダックの動きを見極めたいとのムードがある中で、きょうはソフトバンクGと東エレクの2銘柄が厳しい下げが目を引いた。日経平均もの下落もほとんどこの2銘柄によるものと言えるのではないか」 (野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声が聞かれる。

また「高校野球開催中の相場は閑散になるというアノマリーそのものの相場。材料以前の問題として参加者が少なく、目先は方向感が定まらないのではないか」(国内証券)という。

TOPIXは0.73%安で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆5718億1300万円だった。東証33業種では、ゴム製品、輸送用機器、電気機器などが値下がりする一方、鉱業などが高い。

個別では、東京エレクトロン、ソフトバンクグループが下げたほかは、ソニーグループなど主力銘柄に軟調なものが目立つ。半面、INPEXが好決算を材料に上昇、ファーストリテイリングもしっかりだった。

プライム市場の騰落数は、値上がりが555銘柄(30%)に対し、値下がりが1203銘柄(65%)、変わらずが79銘柄(4%)だった。

2022年8月9日12:05 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2ZL0LM