0001へっぽこ立て子@エリオット ★
2022/06/23(木) 14:59:54.98ID:CAP_USER3年ごとに2倍になるI/O速度のニーズとPCI Express仕様の進化
PCI-SIGは21日(現地時間)、開発者向けのカンファレンスにおいて、128GT/sという転送速度を実現するPCI Express 7.0仕様を2025年に策定することを発表した。これは1月に策定された6.0の2倍、現在コンシューマ向けで製品化されている最新の5.0の4倍の速度に当たる。
PCI Expressは登場以来、3年ごとに2倍に増加するI/O速度のニーズに応えてきたが、PCI Express 7.0では最新の6.0仕様よりも2倍高速化することでこの要求に応える。PAM4シグナリングを利用し、x16バス幅では双方向で最大512GB/sという転送速度を実現する。
逆に言えば、現行ビデオカードの1世代前にあたるPCI Express 3.0 x16のバンド幅は、7.0ではたったのx1で提供可能ということだ。
7.0ではこれまでの全てのPCI Expressとの下位互換性を維持しながら、チャネルパラメータの最適化や電力効率改善を図る。800Gigabit Ethernet、AI/ML、クラウド、量子コンピューティングといった新しいアプリケーションのサポートを目的としている。
https://asset.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/1419/429/2_o.jpg
これまでのPCI Express仕様の転送速度遷移。1世代前ビデオカードで当たり前だったPCI Express 3.0 x16のバンド幅は、7.0ではわずかx1で提供できる
□関連リンク
PCI-SIGのホームページ(英文)
https://pcisig.com/
2022年6月23日 11:24
PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1419429.html