立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
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二日続きで下放れで寄り付きから下落。手がかりが少ない中で前日から2%下落となる26500円付近でやや下げ止まりの動きとなり、500円を越える下げ幅で前場終了。
世界的な株安、パニックは収まりません。FRBが利下げ幅を大きめに設定しそうだということで更に売り込む流れに。手持ちを空にしそうな勢いです。TOPIXは1.55%下落ですので日銀ETF買い入れもありません。
製造業は今日も率先して売られる筆頭。金利上昇を材料に銀行と保険がプラス、海運業も割安感からか買い戻されています。しかし底が見えなければ安値で拾うタイミングも見えにくいので火中の栗は手が出しづらい。今日はFOMC直前ということで耐える時間帯になりそうです。
後場は26500円に近づく水準で再開。それよりも為替で円安が再び急激に進んでいます。

[東京 14日 ロイター] -
東京株式市場で日経平均は、前営業日比540円62銭安の2万6446円82銭と、大幅に続落して取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、インフレ高進を背景とした金融引き締め加速が警戒され、相場の重しになった。一時600円超安となり、5月19日以来の水準に下落する場面もあった。

日経平均は、前日の米国市場での株価の大幅続落を嫌気する形となり、大幅安で寄り付いた。今回のFOMCでの0.75%の利上げ予想が市場で急浮上するなど、株価は米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めを警戒する動きとなった。中国でのコロナ禍によるサプライチェーンへの影響も改めて警戒された。

時間外取引の米株先物がプラスで推移する中、いったん下げ渋ったものの、持ち直しの動きは鈍く、徐々に下げを拡大し一時600円超安に下落した。半導体製造装置関連や電子部品、高PER(株価収益率)銘柄などを中心に幅広く売られた。自動車など輸送用機器や機械といった輸出関連株もさえない銘柄が目立った。一方、銀行業や保険業は小じっかりだった。

一方、市場では、米株の大幅安から想定したほどには、日本株の下げは深まっていないとの声も出ていた。市場では「バリュエーションの安さを背景に、中長期の投資家が売りを手控えているのではないか」(ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真代表取締役)との見方が出ていた。日経平均のPERは前日時点で13.04倍だった。

市場では、FRBによる金融引き締め加速が警戒される一方、その織り込みも急速に進んでいるとして「イベント通過で材料出尽くしとなり、足元の警戒感が行き過ぎとなる可能性も意識される」(国内証券)との声も聞かれた。

TOPIXは1.55%安の1871.52ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆4896億3800万円だった。東証33業種では、値上がりは銀行業や海運業、保険業など3業種で、値下がりは空運業や精密機器、不動産業など30業種だった。

東京エレクトロンやリクルートホールディングスが軟調。トヨタ自動車、ソニーグループ、ANAホールディングスもさえなかった。一方、三井住友フィナンシャルグループ、第一生命ホールディングスはしっかり。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが231銘柄(12%)、値下がりは1543銘柄(83%)、変わらずは64銘柄(3%)だった。

2022年6月14日12:00 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2Y10O8?il=0