立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
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米消費者物価指数CPIが市場予想より高く、アメリカ市場が再び大きく下落。特にNASDAQの下落が著しく、寄り付きから大きく下落。そこから安値を拾う動きから持ち直し、26000円のラインの強さを見せつけて前場終了。
NASDAQとフィラデルフィア指数が大きく落ちたことでグロース中心に落ち込みが激しいものの、自動車など前日に下がった銘柄のいくつかはしっかりとした動きになっています。その白眉が日本製鋼所。検査不正問題でストップ安となったあとに発表された決算の内容が評価されて一転大きく買い戻しの動きとなりストップ高へ。これを読み切れた人は今頃高笑いしていることでしょう。
今日は製造業を中心に決算が予定されています。好決算期待で買われる銘柄もあるでしょう。
後場は26000円を割り込んだ水準で再開。更に落ち込む不穏な動きとなっています。

[東京 12日 ロイター] - 12日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比220円96銭安の2万5992円68銭と反落した。米国株式市場の下げを嫌気したものの、2万6000円を割り込む水準では買い戻しが活発化し、中盤から下げ渋った。

11日の米国株式市場は下落。ナスダック総合は3%を超える下げとなった。4月の米消費者物価指数(CPI)の結果はインフレがピークを打った可能性を示したものの依然として高く、米利上げや経済を巡る投資家の懸念を払拭するには至らなかった。

米市場の流れを受け、日本株も朝方から売り優勢の展開。好決算を発表した銘柄は引き続き物色されるものの、グロース株を中心に下値を模索する銘柄が多い。日経平均は10日の取引時間中に付けた直近の安値2万5773円83銭を割り込んだ。

ただ、売り一巡後は買い戻しが活発になり、前場中盤から全般的に下げ渋った。市場では「2万6000円を下回ると買い戻しが活発化することが確認された」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれる。

TOPIXは0.28%安で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆5678億9900万円だった。東証33業種では、情報・通信業、サービス業、医薬品などが下落したが、ゴム製品や石油・石炭製品の値上がりが目立つ。

個別では、東京エレクトロンなど半導体関連株が下落したほか、ソフトバンクグループが大幅安。日本郵船などの海運株もさえない。半面、トヨタ自動車が小反発した。

プライム市場の騰落数は、値上がり625銘柄(34%)に対し、値下がりが1134銘柄(61%)、変わらずが76銘柄(4%)だった。

2022年5月12日11:54 午前
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL3N2X40LS