立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
5chスレタイ検索 Google検索
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先週末のアメリカ市場のナイアガラから予測されていたおはぎゃあ。全体が大きく値下がり、ほぼ全面安です。
FRBパウエル議長がインフレファイターとして闘志みなぎる発言をしたことで、ここまで織り込んでいた利上げへの対ショック姿勢がまだ不十分かもと動揺が走り、並行してアメリカの主だった銘柄の決算が急激なインフレの影響から振るわない内容となって更に警戒感が上昇。為替も原油価格も目立って動いていないことからこれらを材料に買い向かうこともできずに日本市場も大幅下落となりました。
ヤマトHDなどいくつかの銘柄は好決算を背景に踏ん張っていますが、それ以外は安値を探る動きになりそうです。
後場はやや値段を戻して26650円付近で再開しています。

[東京 25日 ロイター] - 25日午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比526円56銭安の2万6578円70銭と大幅に続落した。前週末の米株安を嫌気する形で朝方に安く始まった後、安値圏でのもみあいが続いた。米国の金融引き締めへの警戒感がくすぶり、相場の重しとなった。

日経平均は400円超安で始まった後も下げを拡大し、一時617円42銭安の2万6487円84銭の安値をつけた。いったん下げ幅を縮小する場面もあったが長続きせず、安値圏でもみあった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を5月3―4日に控え、米金融政策の引き締めへの警戒感がくすぶった。

東証33業種のうち32業種が下落。東証プライム市場の値下り銘柄は9割近くになった。半導体関連や電子部品といったグロース(成長)株が弱かったほか、資源株が軟調だった。

足元では企業決算シーズンに入り、弱気の業績見通しが示される「ガイダンスリスク」が警戒されている。大型連休を控えているほか、日米の中央銀行の会合を見極めたいとのムードもあり「積極的なポジションを取りにくい」(国内証券)という。

一方、市場では「日銀は金融緩和を継続しており、経済政策も期待される。円安を悪く捉えれば別だが、企業業績にはプラスに働く。日本株を売る理由はあまりない」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)との見方も聞かれた。

TOPIXは1.58%安の1875.13ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆2336億0600万円だった。東証33業種では32業種が下落し、値下がり率上位に鉱業や空運業、海運業などが並んだ。値上がりは水産・農林業の1業種だった。

値がさのファーストリテイリングやソフトバンクグループが軟調だったほか、TDK、ファナック、アドバンテストもさえなかった。一方、日本ハムはしっかり。東京エレクトロンやNTTは小高い。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが197銘柄(10%)、値下がりは1599銘柄(87%)、変わらずは42銘柄(2%)だった。

2022年4月25日12:05 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPKCN2MH03Y?il=0