本日の詳細

<11:08> 日経平均は一進一退、資源高一服などで底堅さも意識

日経平均は前週末の終値を挟んだ一進一退が続いている。米雇用統計を通過し「大き
な手がかりに乏しい」(国内証券)との声が聞かれる。目先の上昇に弾みがつくとは見ら
れていない一方、資源価格が落ち着いた動きのほか、株価の変動率を示すVIX指数(恐
怖指数)が節目の20を下回る中、「下値も堅そうだ」(別の国内証券)とみられている

東証33業種では、値上がりは海運業や医薬品、精密機器など18業種で、値下がり
は、その他金融業や陸運業、倉庫・運輸関連業など15業種。プライム市場の騰落数は、
値上がりが1083銘柄(58%)、値下がりは680銘柄(36%)、変わらずは76
銘柄(4%)だった。
一部の投資家からは、東証の市場区分再編を受けて「情報端末の環境を再構築するの
に手間取っている」(国内運用会社)との声も聞かれる。


<10:05> 日経平均は弱もちあい、半導体関連株に売り

日経平均は弱もちあい。米雇用統計の発表というイベントを通過した後で、手掛かり
材料に乏しく見送り商状となっている。一方、きょうから東証の新市場区分がスタートし
たが、これについて「かなり以前から周知されていたので影響は小さい」(国内証券)と
の声が聞かれた。

前週末の米国株式市場でフィラデルフィア半導体株指数が1.82%下落。そ
れを受けて東京エレクトロンをはじめ半導体関連株が軟調。市場では「東エレク
だけで日経平均を約50円押し下げる要因になっており、半導体関連株の軟調が株価全体
を抑えている」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)という。


<09:05> 日経平均は小反発でスタート、「月曜ボケ」商状に 手掛かり難か
ら見送り

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比19円67銭高の2万7685円
65銭と、小反発してスタート。その後はすぐにマイナスに転じたものの、崩れる雰囲気
はなく一進一退となっている。典型的な「月曜ボケ」商状で、手掛かり材料難から見送り
ムードが強い。

個別では、ソフトバンクグループが買い優勢で始まったものの、東京エレク
トロンなど半導体関連株が軟調な始まりとなった。


<08:20> 寄り前の板状況、サイバーリンクスが買い優勢 ミライトHDは売
り優勢

東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群
は以下の通り。
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL3N2W10GJ