インターネット通信の安全を支える暗号方式が初めて大きく変わる。次世代の高速計算機、量子コンピューターが進化すると現行のままでは解読の恐れがあるからだ。米国立標準技術研究所(NIST)は月内にも新たな方式を選定し、2024年までに規格として固める。候補はNTTなどが関与する4方式がある。世界の企業はソフトウエアの更新などを迫られる。

米政府のセキュリティー基準などを定めるNISTは日本経済新聞の取材で、新...
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC026SN0S1A201C2000000/