11月の投資信託の運用成績は軒並み悪化した。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン型」の感染拡大懸念により、世界の金融市場で調整色が強まった。

投資対象資産の分類別にパフォーマンス(分配金再投資ベース)を見ると、国内の不動産投資信託(REIT)に投資する「国内REIT型」がマイナス3.97%と、最も下落率が大きかった。また、「国内株式型」がマイナス3.55%、「コモディティー型」がマイナス3.32%など、多くの資産タイプで基準価格が下落した。リターンがプラスだったのは「国内債券型」のみだった。

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投信分類別の月時運用成績
(QUICK資産運用研究所 笹倉友香子)

2021年12月13日 12:00
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB00003_Y1A201C2000000/