立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
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飛び石連休の中日で薄商い。手がかりとして欧州のコロナ感染者数が増大していることが悪材料として機能しています。EUは国によってワクチン接種率も異なり、反ワクチンの人たちがデモを起こして行動制限に対する抗議を行っていたりとかなり面倒な情勢。コロナ封じ込めはEU全体にとっても産業と観光の復活に欠かせないものですからなんとか対処はしたいところですが反面でEU設立の理念から行動制限というのは受け入れがたいものでもあるので、かなり苦慮しています。
バイデン大統領が「各国協調で国家備蓄の原油を放出する」という呼びかけに、ようやく各国が重い腰を上げ始めた様子で、原油価格と為替相場が反応しています。ただ日本政府の反応はどうにも鈍い。菅内閣だったらもっと早かったんじゃないかと思ってしまいます。民間備蓄を放出をという議論もあるようですが、安い時に抱えた在庫を高くなってから放出してくれと言われてもなかなか応じにくいところはあるでしょう。
業種別ではバルチック指数の回復基調に合わせて海運業が戻ってきました。しかしコンテナ運輸はまだ流動性が良くないようで本格的な復活はまだ遠そうです。
後場は5日線水準の29700円に乗せて再開、しかしやや下がる傾向にあるようです。

[東京 22日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比67円92銭安の2万9677円95銭となり、小幅に反落した。前週末の米国株式市場でのダウ工業株30種 の下落に加え、欧米での新型コロナウイルスの感染再拡大が嫌気された。ただ、あすの勤労感謝の日の祝日を前に手控えムードが広がり、下値を売り込む動きは限定的だった。

前週末19日の米国株式市場は、ナスダック総合 が連日の最高値更新となり、初めて1万6000ポイント台に乗せる一方、ダウ工業株30種 は続落した。欧州で新型コロナウイルスの感染拡大抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)が再導入されたことが嫌気され、銀行やエネルギー、航空株が軒並み下落した。

日経平均は寄り付きで反落してスタート。一時203円58銭安の2万9542円29銭で安値を付ける場面があったが、その後は時間外取引で米株先物や上海総合指数などのアジア株が小じっかりの展開となったことを背景に下げ幅が縮小した。ただ、日本は23日、米国は25日がそれぞれ休場になるため積極的な取引は手控えられ、日経平均はもみあいに終始した。

今週は24日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月2─3日開催分)の公開が注目されているが、市場では「週後半のイベントとなるためまだ動きづらい」(国内証券)との声が聞かれた。欧州での新型コロナウイルスの感染拡大を巡っては「日本国内ではまだ感染が抑制できているため、波乱要因とはなっていない」(同)との声があった。

TOPIXは0.34%安の2037.59ポイントで午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1857億1000万円。東証33業種では、鉱業、空運業、輸送用機器、石油・石炭製品、陸運業などの22業種が値下がり。海運業、証券業、保険業などの11業種は値上がりした。

個別では、アドバンテスト 、東京エレクトロン などの半導体関連銘柄がしっかり。19日の米国株式市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX) が上昇したことが支えとなった。レーザーテック は東証1部の売買代金ランキングのトップとなった。

そのほか、塩野義製薬 、中外製薬 、アステラス製薬 などの医薬品関連もしっかり。半面、デンソー 、ファーストリテイリング 、オリンパス はさえなかった。

東証1部の騰落数は、値上がり857銘柄(39%)に対し、値下がりが1202銘柄(55%)、変わらずが121銘柄(5%)だった。

2021年11月22日12:10 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2SD0LH