政府は18日、観光支援事業「GoToトラベル」の見直し案を固めた。宿泊旅行の場合、代金の割引上限を1万4千円から1万円に減額、旅先の飲食や土産物購入などで使える地域共通クーポンは定額化し平日3千円、休日千円とする。事業再開は来年2月ごろを想定、利用者には新型コロナウイルスのワクチン接種済証や検査の陰性証明の提示を求める。

 トラベル事業は割引額が大きくなる高級宿の人気集中が指摘されており、割安な宿にも恩恵が行き渡るようにする必要があると判断。見直し後は、割引を旅行代金の35%分から30%分に減らし、上限も1万4千円から1万円に引き下げる。
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