立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
5chスレタイ検索 Google検索
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寄り付きから安値で始まり、じり安で前場終了。
海外の状況変化に伴い、手仕舞いが加速している印象です。大きく意識されているのはバイデン大統領からの石油備蓄放出要請。先程出た松野官房長官の会見では「言及は避ける」、為替が主要通貨に対して全面的に円高が進行していることに対しても「承知はしているが市場を見定める」とこれまたと消極的な発言。どうにも緊張感が伝わりません。金融所得課税を税制大綱に記載するとの報道に対しては「じゃあ来年以降にする」とトーンダウンさせましたが、それってつまり参院選が終わったらやるつもりなんじゃね?と懐疑的になる内容。
相場は原油相場に連動性が高い鉱業・石油製品・ゴム製品が大きく下落。海運業も大きく下げています。
後場は先物が更に下がっていたことからそれを受けて安く始まり、現在は29430円付近。25日線が29200円辺りですので、可能性としてはそこまで安値に落ちる可能性があります。

[東京 18日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比236円92銭安の2万9451円41銭となり、続落した。国内での手掛かり材料に乏しい中、前日の米国株式市場の下落やアジア株安、外為市場での円安一服など外部環境の悪化が重しとなり、前場引けにかけて下げ幅が拡大した。

17日の米国株式市場は、インフレやサプライチェーンを巡る懸念に圧迫され下落。米連邦準備理事会(FRB)が予想よりも早期に利上げを開始するとの見方が強まっている。

日経平均は米株安を受けて続落スタートし、その後も時間外取引での米株先物の軟化や香港ハンセン指数、上海総合指数などのアジア株の下落を嫌気し徐々に下げ幅を拡大。一時285円76銭安の2万9402円57銭の安値を付けた。
市場では「米国株よりアジア株の動きが気がかり。来年、北京冬季オリンピックの開幕を控える中、中国では経済活動の制限など厳戒態勢を強める可能性が高まっており、株価下押し懸念が強まっている」(運用会社)との声が聞かれた。

TOPIXは0.52%安の2027.83ポイントで午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆3362億6300万円。東証33業種では、鉱業、海運業、石油・石炭製品、ゴム製品などの28業種が値下がりし、値上がりはサービス業、精密機器、機械などの5業種にとどまった。

個別では、エーザイ が3日続落し8%超安。東証1部の値下がり率第3位となった。アルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」を巡り、欧州当局の委員会が販売承認に否定的見解を示したとエーザイと米バイオジェンが17日に発表し、嫌気する動きが先行した。
そのほか、ファーストリテイリング 、ソフトバンクグループ などの日経平均の値がさ株も総じて軟調。原油価格の下落を受け、INPEX 、石油資源開発 などの石油関連株も大幅安となった。
半面、リクルートホールディングス 、TDK 、ダイキン工業<6367.T>はしっかりだった。

東証1部の騰落数は、値上がり536銘柄に対し、値下がりが1524銘柄、変わらずが118銘柄だった。

2021年11月18日12:02 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2S90U6