2021/11/16 11:00

著者:武田麻希

書類を提出する際などに印鑑を忘れてしまい、急いで三文判を買った経験を持つ人はいますよね。三文判ははんこ専門店だけでなく100円ショップなど、さまざまなお店で購入できます。価格が安いのに公的な書類への押印にも使えるなど、活用の幅は広いです。
しかし、量産されている印鑑ですので、使い道をよく考える必要があります。この記事では、三文判とはどのようなはんこなのか、購入できる店、メリット・デメリットなどを紹介します。
三文判についてよく知らない方は、ぜひご一読ください。



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三文判はどんな書類に使えるのか・買える場所・メリットなどを紹介する記事です




三文判とは? 他の印鑑との違いや見分け方は?

「三文判」とは、大量生産されている低価格な印判のことです。「印判(いんばん)」とは印を押すための道具のことで、「印章(いんしょう)」「はんこ」とも呼ばれます。
三文判はでき合いのはんこで、店頭ですぐに購入できます。ただし公的書類や・正式な書類への押印は不可とされる場合もあります。



認印として使われることが多い! 三文判の使い道

三文判は認印としてよく使われるはんこです。「認印(みとめいん)」とは印鑑登録をしていない、実印でないはんこを指します。宅配便や郵便物の受け取り、回覧板への押印、社内書類の押印などに使われることが多いです。
三文判は市販されていて、誰でもが購入できるはんこですので、重要な書類への押印以外の用途によく使われます。



実印や銀行印としても使えるが避けた方がいい

市販の三文判でも役所に登録するための実印としても使える大きさであれば、実印としての登録も可能です。しかし、偽造や悪用をされるリスクがあるためおすすめできません。
実印や銀行印は個人の財産を守るために重要な鍵となる大切なはんこです。三文判で使われているような読みやすい字体のものは悪用されるリスクが高いので避けましょう。




三文判とシヤチハタは違う?

シヤチハタとは、愛知県に本拠を置く印やスタンプ台などのメーカーのことで、「シャチハタ」と誤って記載されることも多いですが正式名称は「シヤチハタ」です。メーカー名が浸透印の代名詞として、広く用いられています。
いわゆるシヤチハタタイプのはんこの中で、100円ショップなどの店頭で安価で販売されている製品もあります。つまり、シヤチハタも、三文判に含まれる場合があるということです。




三文判の大きさは?

市販の三文判の大きさは、10mm、10.5mm、12mmのいずれかであることが多いです。一般的なはんこケースが直径12mmまでのものが多いことも、三文判が直径12mm以内になっている理由といえます。
ただし専門店では、12mm超のはんこも扱っています。
     ===== 後略 =====
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