立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
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ここ数日はアメリカ市場がかなり活況になっていて連日高値更新という状態なのですが、日本市場にはなかなか連動しません。為替もドル円相場が112円に戻ってくるという状況で、行き過ぎた円安是正効果よりも円高に振れたことから輸出関連銘柄にマイナスが出ているとの見方もあります。市場はなかなか大台の30000円にチャレンジできない様子。まるで堰の前で遡上する機会を伺う川魚のようです。5日線の水準は割っていますがそれ以外の移動平均は上回っていますので下支えはまだ大丈夫でしょう。
自社株買いを発表したソフトバンクGと業績が良かった太陽誘電が高値に。色々お騒がせな話題になるDLCも業績効果で高値となっています。

[東京 9日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比29円12銭高の2万9536円17銭となり、小幅に反発した。朝方は前日の米株上昇が好感され、一時200円超高となったものの、その後は上値の重さが意識された。個別では前日に自社株買い1兆円の方針を発表したソフトバンクグループ が10%超高となり、日経平均を約131円押し上げる格好となった。

8日の米国株式市場は、小幅ながら主要3指数が最高値更新となった。景気動向に敏感なシクリカル銘柄や半導体株が上げを主導した。バイデン政権の看板政策の一つである1兆ドル規模のインフラ投資法案が議会を通過したことを受け、工業株や素材株も買われた。

日経平均は寄り付きで反発となり、間もなく243円41銭高の2万9750円46銭で高値をつけた。その後は時間外取引の米株先物がさえない動きとなったこと、為替のドル/円が113円近辺と円高基調となったことが嫌気され、日経平均は徐々に軟化する展開となった。

市場では「指数寄与度の高いソフトバンクグループが日経平均を押し上げており、実質的な相場はマイナス。日本は米国ほど経済再開への動きが加速していないこともあり、日経平均は当面2万9500円台の値固めが続くとみている」(国内証券)との声が聞かれる。

TOPIXは前営業日比0.08%安の2033.58ポイントで午前の取引を終了した。東証1部の売買代金は1兆3578億8500万円。東証33業種では、海運業、空運業、ゴム製品、不動産業などの21業種が値下がり。情報・通信業、鉄鋼鉱業などの12業種は値上がりとなった。

個別では、ソフトバンクグループが大幅高となったほか、アドバンテスト 、太陽誘電 、東京エレクトロン もしっかり。8日の米国株式市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX) が1%超上昇し、最高値更新となったことが材料視された。

ファーストリテイリング 、NTTデータ 、オリンパス は利益確定売りに押された。

東証1部の騰落数は、値上がりが683銘柄、値下がりが1364銘柄、変わらずが121銘柄だった。

2021年11月9日11:55 午前
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2S00R8