金融商品の販売を巡って虚偽の説明をして勧誘し、顧客から数千万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は2日、三井住友信託銀行の30代の元行員の男を詐欺容疑で逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。男は2016年以降、顧客数十人に虚偽の勧誘を続けたとみられ、被害額は7億円超に上るもようだ。

金融商品の営業現場での顧客とのやりとりは、扱う金額が大きい半面、外部からのチェックが働きにくい。同種の詐取事件が...
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE26DS20W1A021C2000000/