立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
5chスレタイ検索 Google検索
https://www.google.com/search?q=5ch+%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%82%A4%E6%A4%9C%E7%B4%A2
アメリカ市場でナイアガラ。これが波及して世界株安に連鎖しています。日本市場もかなり下がりましたが辛うじて底を支えることには成功。しかし連続の株安で投資家の中には買い増し続きで資金が底をつきそうな人やまだ下がることを期待して買い控える人もいるようで、下支えはあまり期待できないかもしれません。各銘柄もエネルギー関連以外は全面安です。
連日の大幅下落。海外から売りが続いていることは世界同時株安であることを加味しても、やはり「日本政府が頼りない」と思われているという判断がされているのはほぼ間違いありません。衆院選の時期を早めたのも「勝てるうちにやって駆け抜けよう」としていて自信がないからと市場のマイナス判断を呼び起こしている節があります。松野官房長官は「株価は市場の判断であり何も言うことはない」と発言しましたが、確かに正しいのですけどもなにか力強いコメントが欲しかった。
その上でアメリカと中国での問題がかつてないほど恐怖感を煽っています。特にバイデン大統領が調整力を発揮できずに財政破綻を起こしてしまうかもしれないというのは強いアメリカとしては異常事態。民主党と共和党の議会でのプロレスがうまく決着しないとマジヤバイ自体が起きる可能性があります。

[東京 5日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比786円58銭安の2万7658円31銭となり、続落した。米国株の大幅安を嫌気する形で朝方に安く始まった後も、下げ幅を拡大して一時900円超安となった。

4日の米国株式市場は主要3指数が大幅安だった。ナスダック総合 は2%超安となった。国債利回りが上昇する中、主要ハイテク株やグロース株を中心に売りが出た。連邦債務上限が引き上げられず、米国がデフォルト(債務不履行)に陥るとの懸念が払拭されていないことも重しになった。
米国の債務上限問題や中国恒大集団の資金繰り懸念がくすぶっている。原油高を背景にインフレ警戒感も根強い。東京市場でも半導体関連などグロース株を中心に売りが強まった。8月末以来の安値圏で、9月14日につけた年初来高値(3万0795円78銭)から1割程度の下げとなる場面もあった。
もっとも、市場では「ファンダメンタルズが悪いわけではない。コロナに抑えられてきたところが正常化に向かっている段階で、大きな流れとして強気の見方は変えなくていいだろう」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)との声も聞かれる。

TOPIXは1.75%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆8411億7000万円と膨らんだ。東証33業種では、下落率上位には精密機器、機械、電気機器が並んだ。一方、上昇したのは鉱業と石油・石炭製品の2業種だった。
トヨタ自動車 やソニーグループ といった主力株は軒並みさえない動きとなった。東京エレクトロン などの半導体関連株は連日の大幅安が目立った。指数寄与度の大きいファーストリテイリング やソフトバンクグループ も軟調だった。一方、原油高を背景にINPEX などが買われた。

東証1部の騰落数は、値下がりが1914銘柄で全体の87%を占めた。値上がりは224銘柄、変わらずは44銘柄だった。

2021年10月5日12:04 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2R10MT