本日の詳細

<11:02> 日経平均は小安い、「下落幅は想定内で底堅い」の声

日経平均は小安い水準でのもみあいとなっている。今週は米国版メジャーSQ(特別
清算指数)算出や日本での来週の連休を控えて「ポジションが取りにくい」(国内証券)
との声が聞かれる。
一方、前週末は米株安だったが「下げ幅は想定の範囲内にとどまっており底堅さがう
かがえる」(別の国内証券)との見方もある。引き続き、新型コロナウイルスの新規感染
者数の減少傾向や国内政治の変化への期待感が支えとみられる。
東証33業種の下落率上位は輸送用機器、パルプ・紙、不動産業などとなっており、
上昇率上位は石油・石炭製品、鉱業、銀行業などとなっている。半導体関連は堅調な銘柄
が多くみられるほか、外食や百貨店といったリオープン(経済再開)関連銘柄の一角もし
っかり。


<10:05> 弱もちあい、トヨタ自の追加減産発表も相場全体の重しに

日経平均は弱もちあい。前週までの大幅上昇で生じた高値警戒感から利益確定売りが
活発化しているほか「トヨタ自動車 が10日の引け後に追加減産を発表したこと
も、相場全体の重しとなっているようだ」(国内証券)という。

直近の相場で日本株は欧米株との連動性が薄れ、国内要因で動く傾向が強くなってい
るだけに、サプライチェーンの不安を感じさせたトヨタ自の減産はマーケットに影響を及
ぼした格好。ただ「中長期的な上昇期待が大きいだけに、押し目は買いが入ることから、
大きな調整にならない」(別の国内証券)との声も聞かれた。


<09:05> 日経平均は小反落でスタート、押し目買い入りすぐプラス転換

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比9円82銭安の3万0372円0
2銭となり、小反落でのスタート。前週末の欧米株式市場が下落したほか、高値警戒感か
ら利益確定売りが先行している。ただ、直近の日本株は欧米株式との連動性が薄れている
ため、すかさず押し目買いが流入。すぐにプラスに転じた。


<08:50> 寄り前の板状況、主力銘柄に売り優勢が目立つ

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニーグループ<6
758.T>、ホンダ 、キヤノン 、ソフトバンクグループ など主力銘
柄に売り優勢の銘柄が目立つ。指数寄与度の大きいファーストリテイリング も売
り優勢。一方、東京エレクトロン 、ファナック などが買い優勢となって
いる。