立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
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前日の終了間際に必死のパッチで30000円に乗せてきたことが功を奏した模様。大台がかなり強くトレンドとして意識される動きとなっています。アジア市場では米中トップ電話会談があったことを好感したのか、上海と香港の市場は大きく上向きに。それに連動する形で東京市場も11時過ぎから一段高に。
昨夜の「債券買い入れは調整するけど、テーパリングじゃないから!ちょっと緩めるけどテーパリングじゃないの信じて!」とリリースを出したヨーロッパECBの動きはプラスになっているようです。あまりにテーパリングではないと強弁するもので、報道各社はどう表現すれば苦慮している模様。
SBIからTOBを仕掛けられた新生銀行はストップ高。一方でアルツハイマー薬の進展がまだないエーザイはしびれを切らされた格好で売りが強まる流れ。医薬は業種でも軟調です。そして中国でのゲーム業界への締め付け強化の影響でネクソンは大きく値を下げています。
前場だけで売買代金は2兆円を越えました。海外からの買い注文がまだ続けば年初来高値も届く範囲です。ですが週末ですから手仕舞いの売りが強まる可能性もあるので恐らく届かないように思われます。

[東京 10日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比339円22銭高の3万0347円41銭となり、反発した。朝方にプラスで始まった後も物色意欲は強く、アジア株の上昇を支えに上値を伸ばした。

9日の米国株式市場は下落して終了。週間新規失業保険申請件数が約1年半ぶりの低水準となったことで、景気回復が減速しているとの懸念は払拭されたものの、米連邦準備理事会(FRB)のテーパリング(量的緩和の縮小)開始時期が前倒しされるとの観測が高まった。

東京市場では、きょう算出するSQ(特別清算指数)に絡んだ注文が買い優勢だったとみられ、高く始まった。その後、高値警戒感から伸び悩む場面もあったが、上海株や香港株などアジア株がプラス圏で推移する中、300円超高へと上げ幅を拡大した。

市場では「今回の上昇局面はSQ算出で一服するとの見方があったが、来週以降も期待させるような動き」(水戸証券の酒井一チーフファンドマネージャー)との声が聞かれた。

9月限日経平均先物・オプションの最終決済に関わる日経平均のSQ値は、3万0085円93銭になる見通し。買い気配となっている新生銀行 をストップ高の1740円で計算した。正式なSQ値は、大引け後に大阪取引所から発表される。

TOPIXは1.07%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は2兆2205億7100万円と膨らんだ。東証33業種では、証券業、その他金融業、銀行業が上昇率上位に並んだ。下落したのは電気・ガス業、医薬品の2業種。

個別では、新生銀行 株が1740円のストップ高買い気配となっている。SBIホールディングス が9日、新生銀株を公開買い付け(TOB)すると発表したことが手掛かりとなった。SBIHD株は7%高。
東京エレクトロン やアドバンテスト 、レーザーテック など半導体関連は総じて堅調だった。トヨタ自動車 やソニーグループ といった主力株もしっかり。一方、エーザイ や中外製薬 、大塚ホールディングス など医薬品は軟調となった。

東証1部の騰落数は、値上がりが1657銘柄で全体の75%となった。値下がりは430銘柄、変わらずは100銘柄だった。

2021年9月10日11:58 午前
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2QC0OO