0001田杉山脈 ★
2021/09/09(木) 00:30:49.93ID:CAP_USER売上高は3億7千万リンギだった。新型コロナウイルス禍により大半の便を運休した前年同期の2.6倍となった。インドネシアやフィリピンなどでは国内の移動制限がいったん緩まり、国内線を再開した。国内線の便数と乗客数はそれぞれ前年同期の3.3倍、3.7倍となった。
もっとも国際線はほぼ運航できておらず、マレーシアでは変異型ウイルスにより国内線も低迷した。会社全体の売上高はコロナ前の19年4〜6月期の1割強の水準にとどまる。
6月末時点の債務超過額も50億リンギと、3月末の41億リンギ弱から膨らんだ。トニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は「航空、エンジニアリング、デジタルの各部門で資金調達の交渉を進めている。22年末まで十分な流動性を維持できる」とした。
力を入れる非航空の「デジタル部門」の売上高は前年同期の2.5倍となった。特に貨物配送が好調だった。同社は航空部門を補うため、配車や食事宅配、電子商取引、デジタル金融といった新事業を強化している。初期投資がかさみ、同部門はEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が8500万リンギの赤字となり、赤字額は前年同期の2倍近くになった。
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