日本の航空会社最大手「日本航空(JAL)」は、2025年までに「空飛ぶクルマ」を使った事業を始める予定だという。10日、日本経済新聞が報じた。

第一段階として、三重県などで空港と観光地を結ぶ旅客輸送サービスを始める予定。同紙によると、ANAも2025年までに同様のサービスへの参入を検討している。

日本では、このような「空飛ぶクルマ」の試験飛行はすでに進んでいるが、政府による明確なルール整備が無いため、開発を妨げている。

今年3月、日本政府は、空飛ぶクルマについてロードマップや運用手順の開発強化を発表した。2023年には離島への輸送に使用し始め、2025年からは本土を含む乗客の輸送の開始を目指すとしている。

空飛ぶ自動車やタクシー、ドローン配達サービスは世界各国でテストが行われている。
https://jp.sputniknews.com/science/202107108531321/