立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
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昨日窓を開けて下落した値段から寄り付き、そこからさらに下落。自律反発よりもチャートのデッドクロスの方が気になる形。ダウの先物が下がっていることも下げ圧力になっている様子。
新たに「東京に緊急事態宣言発令、オリンピックまでずっと自粛」という悲観的ニュースが追加。本来浮かれたオリンピック特需を期待していた経済界にとってはとんでもない罰ゲームです。しかも関東圏で行われる競技も基本無観客開催になりそうだということで、観客目当ての経済効果も期待できず。開会式が今月23日に始まるというのに高揚感が感じられないオリンピックになりそうです。
個別では値がさ株を中心に値を下げ、循環物色で製造業などが買われています。その中でEV用エアコン冷媒を発表したダイキン工業が突出して伸びています。
後場は更に下がって28160円付近で再開。状況が良くないだけにここで下げ渋りになるかどうかがポイントになります。

[東京 8日 ロイター] - 8日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比154円78銭安の2万8212円17銭となり、続落した。東京都に4度目の緊急事態宣言が発令される見通しとなるなど、経済正常化が遅れるとの見方が株価の重しとなった。ETF換金売りが観測されるなど需給悪化も懸念材料となっている。

7日の米国株式市場は上昇し、S&P総合500種とナスダック総合は終値ベースでの最高値を更新、ダウ工業株30種は104ドル高で取引を終えた。連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、政策当局者がまだ金融引き締めに踏み切る用意が整っていない可能性が示唆された。

米株高という好材料がありながらも、東京都の緊急事態宣言などコロナ禍による経済正常化の遅れが懸念され、日本株は軟化してスタート。買い材料が見当たらない中、安値もみあいに終始した。

また、きょうと明日で約8000億円のETF分配に絡んだ換金売りが出るとの観測があり「これらによる需給悪化で上値が重くなると意識されている」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)という。

一方、当面の材料として9日に予定される安川電機の第1四半期決算発表が注目されており「設備投資の状況がどうか、同社の決算内容を見極めてから、物色面の方向性が示されるのではないか」(国内証券)との指摘もある。

TOPIXは0.23%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0987億6600万円。東証33業種では、鉱業、その他製品、空運業などが下落し、海運業、機械などが値上がりした。

個別では、指数寄与度が大きいファーストリテイリングが軟調に推移し、任天堂も大幅安。東京エレクトロンもさえないが、トヨタ自動車が高く、ダイキン工業が上伸した。

東証1部の騰落数は、値上がりが846銘柄、値下がりが1202銘柄、変わらずが129銘柄だった。

2021年7月8日12:14 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL3N2OK0NR