立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
様子見空気がかなり強くなってきました。全体としては昨夜のダウの動きに連動、個別で小さく循環物色という流れはここ数日と同じです。エーザイはまだ値が付きません。
5日線と29000円の大台を割り込んだことで、反発しそうな感触もありますが、この空気感だと自律反発は難しいかも。
後場はほぼ変わらず28865円から再開してからわずかに上昇しています。

[東京 9日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比95円27銭安の2万8868円29銭となり、続落した。前日の米国株式市場が方向感のない展開となり、日経平均は手掛かりを欠く中でもみあいが続いた。半導体関連などハイテク株が売られた一方、経済正常化への思惑から業績回復期待銘柄への物色が広がり、底堅さも意識された。
日経平均は朝方に安く始まった後、マイナス圏でもみあった。5月米消費者物価指数(CPI)の発表や週末のメジャーSQ(特別清算指数)算出などイベントを控えて方向感に乏しく、一進一退の動きが続いた。
東京エレクトロン やアドバンテスト といった半導体関連株が売られ、相場の重しになった。世界半導体市場統計(WSTS)が今年と来年の市場拡大予想を発表したことを受けて、利益確定売りが先行したとみられている。
一方、感染者数の落ち着きやワクチン接種の進展がみられる中、新型コロナウイルス禍からの回復期待による空運や鉄道、旅行関連、百貨店などへの物色が継続した。
市場では、コロナ禍で業績に悪影響を受けた銘柄には割安感があるとして「経済正常化ラリーを先取りする動き」(auカブコム証券の山田勉マーケットアナリスト)との声が聞かれた。
ウェディング関連のテイクアンドギヴ・ニーズ や人材関連のツナググループ ・ホールディングス が上昇率上位に入り、物色範囲も拡大している。
TOPIXは0.22%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1703億3200万円と、盛り上がりを欠いた。東証33業種では、不動産業、空運、鉱業などが上昇し、海運、証券、保険などが値下がりした。
米国でのアルツハイマー新薬承認が注目されたエーザイ はきょうも買い気配を継続。指数寄与度の大きいファーストリテイリング は小幅安、ソフトバンクグループ は小高い。
東証1部の騰落数は、値上がりが1191銘柄、値下がりが877銘柄、変わらずが123銘柄だった。

2021年6月9日11:57 午前
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL3N2NR0QJ