立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
寄りつきは高く始まりましたがその後売りが強くなり29000円の大台まで押し込まれる展開。ダウ先物が弱気になっているのでそれに引っ張られたか。
海運業が強気な反面製鉄や機械製造業が不調。値がさ株が全体の値を支えている状況です。
今週は各種イベントがあります。日本の景況指数やGDP確報値に勤労統計、アップルのWWDC、IOC理事会、週末にはメジャーSQと目白押しです。それらがどう動くか見極めたいとなると動きが鈍くなるのは致し方ないか。
加えてアメリカが緩和続けるテーパリングはまだ先だって言ってる側から日本でPB目標下ろしませんとか方針を出してしまってるので、少々ちぐはぐになる要素もはらんでいます。
後場はほぼスライドで29000円を下値に支える展開で再開しています。

[東京 7日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比64円36銭高の2万9005円88銭となり、反発した。前週末の米株高の流れを引き継ぎ、一時299円68銭高の2万9241円20銭まで上げ幅を拡大した。その後は時間外取引での米株先物やアジア株の総じてさえない動きが重しとなり、徐々に上げ幅を縮小する展開となった。

前週末4日の米国株式市場は、主要3指数がそろって反発した。5月米雇用統計の発表を受け、連邦準備理事会(FRB)の緩和縮小観測が後退して米長期金利が低下し、ハイテク株が上昇。雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比55万9000人増と、市場予想の65万人に届かなかった。

TOPIXは前営業日比0.02%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1043億5200万円だった。東証33業種では、鉄鋼、銀行業、機械などの16業種が値下がり。海運業、その他製品、サービス業などの17業種は値上がりとなっている。
週初めであることや、週内にメジャーSQ算出を控えて上値は重いものの、ハイテク株に対する見直し買いや景気敏感株の下げ止まりなど「地合いは悪くない」(国内証券)との声が聞かれた。

個別では、オリンパス 、コナミホールディングス 、TDK 、東京エレクトロン などがしっかり。4銘柄で日経平均を約55円押し上げる格好となった。半面、ファーストリテイリング 、ソニーグループ 、コマツ は軟調。トヨタ自動車 は朝方に上場来高値を更新後マイナス転換し、0.41%安の9908円となった。

東証1部の騰落数は、値上がりが1114銘柄、値下がりが950銘柄、変わらずが126銘柄だった。

2021年6月7日12:05 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL3N2NP0RE