立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
アメリカがメモリアル・デーでお休みとのことで、国内の弱気な空気の影響が強くなったかもしれません。若干下がってはいますがチャートの形が良くなっていることもあってか大きく下落することもなく、一旦踊り場形成に止まりそうな雰囲気。個別銘柄では医薬関連が頑張っていますがおしなべて下落。ただこれで調整が入れば明日からの物色も捗りそうです。
メモリアル・デーとはアメリカでは南北戦争によって犠牲となった北軍兵士を弔う日として始まったという、いわゆる戦没者慰霊の日。とはいうもののアメリカ人ですので弔いつつBBQやるのが通常の習わしだとか。今年はワクチン接種も進んでますのでドンチャン騒ぎをする人もいるのでしょう。羨ましい限りです。

[東京 31日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比220円72銭安の2万8928円69銭となり、反落した。きょうは米国株式市場が休場となるほか、売り買いともに手掛かり材料に乏しく、様子見ムードとなった。前週末の急伸を受けて朝方には利益確定売りが先行したが、押し目買いも入って下げ止まり、安値圏でもみあった。
 
前週末28日の米国株式市場は、ダウ工業株30種 とS&P総合500種指数 、ナスダック総合 がそろって小幅高。インフレ指標が市場予想以上に上昇したが、相場は底堅く推移。市場では「過度なインフレ懸念は後退してきた」(国内証券)との見方が聞かれた。

日経平均は、安く始まった後もじりじりと水準を下げた。心理的節目の2万9000円を割り込んで2万8900円に接近した後は、押し目買いに支えられ安値圏でのもみあいに移行した。市場では「先週の上昇の反動が出て上値が重い。週末に米雇用統計を控えていることで動きにくさもある」(みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト)との声が聞かれた。
TOPIXは0.59%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0185億1300万円と盛り上がりを欠いた。東証33業種の下落率上位はゴム製品、鉄鋼、繊維、機械など。上昇したのは医薬品、精密機器、水産・農林の3業種。

このところ鉄鉱石価格やバルチック指数が弱いとして、市況の過熱感の調整が市況関連銘柄の重しになったとの声が出ていた。一方、東京エレクトロン やアドバンテスト 、SCREENホールディングス 、レーザーテック など半導体関連の一角が買われた。トヨタ自動車 やレーザーテックは、上場来高値を更新した。

寄り前に経済産業省が31日発表した4月の鉱工業生産指数速報は前月比2.5%の上昇と、ロイターの事前予測調査の予想である同4.1%上昇を下回った。
東証1部の騰落数は、値上がりが675銘柄、値下がりが1432銘柄、変わらずが85銘柄だった。

2021年5月31日12:00 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL3N2NI0UB