立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
連休明け。500円を越える上げ幅で、今まで様子見だった投資家が一斉にポジションを取りに来たように見える展開。全面高に近い状態で、4月21日から低迷していたチャートの穴を一気に埋める勢いになっています。利確でいくつかの銘柄が下がっていますが、値ごろ感が出れば循環物色で買い戻されると思われます。
背後にあるのはやはりアメリカの情勢か。既に多くのアメリカ市民がワクチン接種を行っており、スポーツ観戦やイベント観覧で「ワクチン接種者席」を用意して三密回避を緩和してイスを詰めて座らせるなども始まっており、マスクや手の消毒など基本的な感染症対策だけ行っていれば構わないなど、かなりコロナ対策が前進しています。こうなると一気に経済が回復するとの期待感で、日本にもいい雰囲気が波及しているようです。
まずは25日線の水準でもみ合いになると思われますが、そこを抜けると29500円も視界に入ります。逆に下がることはよほどのことがない限りないでしょう。
後場は少し下がって29300円付近で再開しています。

[東京 6日 ロイター] -
前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比578円56銭高の2万9391円19銭となり、大幅に反発した。連休期間中に海外の株式市場が堅調に推移したことを受けて、高く始まった後も水準を切り上げた。市場では「国内では大きな波乱もなく連休を無事通過したことで安心感が広がっている」(国内証券)との声も聞かれ、一時600円超高となる場面もあった。
前日の米国株式市場ではダウ工業株30種 が最高値を更新し、S&P総合500種指数 が反発した。米市場で景気敏感株が物色された流れで、日本株は、鉄鋼などを中心に200円超高で寄り付いた後も上昇を続けた。

一方、前日の米市場ではハイテク株が多いナスダック総合が4日続落となった。日本株も東京エレクトロン やレーザーテック 、TDK といった半導体・電子部品の一角が朝方からマイナス圏で推移し、指数の重しとなった。ただ、ハイテク各社は決算で好業績を示しており、売り一巡後は持ち直しの動きも出た。東京エレクトロンは前引けにかけ、プラスに転換した。
市場では「業績の好調ぶりを反映しない銘柄がある一方、業績の良くないところが買われるなど、金融相場の様相が続いている」(内藤証券の田部井美彦リサーチ・ヘッド&チーフ・ストラテジスト)との声が聞かれた。

TOPIXは1.86%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆6836億4400万円と膨らんだ。東証33業種では、鉄鋼、パルプ・紙、海運、非鉄金属などの上昇が目立った。下落したのは空運のみだった。
東証1部の騰落数は、値上がりが1841銘柄、値下がりが306銘柄、変わらずが41銘柄だった。

2021年5月6日12:11 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2MT0TZ