本日の詳細

<10:50> 日経平均は堅調を持続、戻り高値更新 上値への視界広がる

日経平均は堅調を持続し、一時前日比400円を超す上昇となった。上値抵抗線になると意識されてい
た3月29日の戻り高値2万9578円37銭を更新。3万円回復に向けてのチャート上の関門だっただけ
に、テクニカル面で上値への視界が広がっている。

市場では「景気敏感株の物色が目立つが、これは事前予想を上回った日銀短観が手掛かりにされている
ようだ。名実新年度入りでニューマネーの流入も見込まれ、地合いは好転したと言える」(国内証券)との
声が出ていた。


<10:12> 日経平均は350円超高、日銀短観が支え 大企業・製造業DIはプラス5

日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比350円超高の2万9500円台前半。心理的節目だった2万
9500円台を回復した。日銀が取引開始前に発表した3月短観で、大企業・製造業の業況判断指数(DI
)がプラス5となったことなどが支えとなっている。

市場では「日銀短観は強い内容となり、日本株の支えとなっている。業種別で見ても精密機器が上位に
入るなど、設備投資に関連する業種では堅調な動きが続くという期待が働いている」(国内証券)との声が
出ていた。

3月短観では、大企業・製造業の業況判断指数(DI)はプラス5、非製造業はマイナス1となり、と
もに3期連続で改善した。大企業・製造業の業況判断DIは、2019年9月以来の水準。前回12月調査
のマイナス10から15ポイント改善し、ロイターの予測中央値ゼロも上回った。先行き判断DIは、プラ
ス4と悪化を見込む。

東証33業種では、保険業、精密機器、その他製品、電気機器などの21業種が値上がり。半面、空運
業、鉄鋼、電気・ガス業などの11業種は値下がりとなっている。


<09:05> 寄り付きの日経平均は反発、ナスダック高を好感 ハイテク株に買い戻し

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比263円11銭高の2万9441円91銭となり、
反発スタートした。オーバーナイトの米国株式市場はハイテク株に買いが入り、S&P総合500種
とナスダック総合 が上昇。東京株式市場も流れを引き継ぐ展開となっている。個別では、東京エレ
クトロン 、アドバンテスト などの半導体関連がしっかり。3%超高での推移となっている


東証33業種では海運業、保険業、精密機器、その他製品、電気機器などの30業種が値上がり。鉄鋼
、空運業、その他金融などの3業種は値下がりとなっている。



<08:40> 寄り前の板状況、主力株は総じて買い優勢

市場関係者によると、寄り前の板状況は、ソニーグループ 、ホンダ 、東京エレクトロ
ン 、ソフトバンクグループ が買い優勢、トヨタ自動車 、キヤノン が売り
買い拮抗。

指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は買い優勢。

メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ が買い優勢、三井住友フィナンシャル
グループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り買い拮抗となっている。