2020年に成立した公的年金の改正法は12年以来の大きな見直しとされる。多くが22年度の施行だが、その主な目的は長く働く人の支援だ。「繰り下げ受給の上限年齢引き上げ」「在職定時改定の導入」「厚生年金の適用拡大」などによって、長く働く人たちが年金受給額を増やせる仕組みを整えた。中高年やシニア世代はそれぞれの内容を知り、今後の働き方や年金の受け取り方に生かしたい。

年金の受給開始年齢は原則65歳だが...
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOMH285RP0Y1A120C2000000/