立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
米ダウで大きく調整売りが入って大きく下落。あおりでこっちも寄りつきから「おはぎゃあ」となりました。しかし、勇者の群れが「来たぞ、バーゲンタイム!」とばかりに買いに走って一気に300円の半値回復。前場だけで売買代金が1.5兆円に到達しています。ダウ下落の原因も流行のアプリ「ロビンフッド」と見られており、今まで投資に興味の無かった一般人がガッチャガッチャ市場を動かしてHFT業者が相対でおいしい汁を吸う構図ができあがっている模様。
ハイテク関連銘柄が未だにマイナス域にあるものが多く、これらがプラ転したら市場全体もまだ上がる余地はあります。もう上がらないと決めつけると危険。とはいえ半値戻しは達成しましたから呑気に構えても危険。判断は難しい。
後場は下がって28270円付近で再開。膠着相場になるとこのままか?

[東京 28日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比312円15銭安の2万8323円06銭となり反落した。前日の米国株式市場で主要3指数が急落した流れを引き継ぎ、幅広い業種で売りが優勢となり、日経平均は一時659円36銭安の2万7975円85銭まで下げ幅を拡大した。ただ、売り一巡後は押し目買いも入り、徐々に下げ幅を縮小。企業決算の本格化に伴い、好決算を材料とした個別物色の動きもみられ、日本株は大きな下げにはならなかった。
27日の米国株式市場は下落し、過去3カ月で最大の下落率となった。ボーイング の下げが大きかった。投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(恐怖指数、VIX) は37.21と昨年10月30日以来の高水準となった。
TOPIXは0.86%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆5096億0800万円とやや膨らんだ。東証33業種では、情報・通信業、精密機器、不動産業などの23業種が値下がり。半面、空運業、海運業、鉱業などの10業種は値上がりした。
大和証券の日本株シニアストラテジスト、細井秀司氏は「足元の日本株市場の軟調な動きは、そこまで深刻に捉える必要はないとみている」との見方を示す。「きょうの日本株市場の動きは、昨日の米国株市場の異様な動きにつられた一時的なもの。VIX指数がさらに高まれば、相場が下げる可能性もゼロではないが、ファンダメンタルズが崩れていない今の状況下では、下落局面でも押し目買いが入る」という。
個別では、ファナック が3日続伸し1.71%高。27日、21年3月期通期の連結営業利益予想を前年比19.8%増の1058億円に上方修正し、市場予想を上回ったことが好感された。FAやロボット、ロボマシンの各分野でITや電気自動車(EV)関連などの旺盛な需要が見込まれるとしている。

そのほか、ソフトバンクグループ 、東京エレクトロン 、エムスリー 、アドバンテスト などの指数寄与度の高い銘柄では利益確定売りが優勢となり、4銘柄で日経平均を約160円押し下げる要因となった。
東証1部の騰落数は、値上がり783銘柄に対し、値下がりが1289銘柄、変わらずが116銘柄だった。

2021年1月28日11:48 午前
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2K30Y1