ソニー、HDMI入力でカメラモニタになる「Xperia PRO」。約23万円 - AV Watch
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野澤佳悟2021年1月27日 00:04

ソニーモバイルコミュニケーションズは、5Gミリ波に対応し、HDMI接続可能なスマートフォン「Xperia PRO」を2月10日に発売する。カラーはブラックのみ。SIMフリーのみ展開する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は228,000円前後(税別)。

映像制作や報道関係者向けのスマートフォン。トリプルレンズカメラなど「Xperia 1 II」と同等の基本性能を搭載。新たに5Gミリ波へ対応。HDMIマイクロ端子を装備し、スマートフォンでは世界初となるHDMI入力に対応。デジタル一眼レフやカムコーダーと接続して4Kモニターとして利用できる。メモリは12GBで、ストレージは512GB。なお、FeliCaとワイヤレス充電機能は非搭載。

HDMIマイクロ端子は本体下部中央に装備。USB-Cは本体下部左側に備えている。HDMI入力では最大4K(3,840×2,160ドット)/60p、HDR、10bit入力に対応。ソニー独自のマスターモニターで培った技術と、BT.2020の広色域に対応した4K有機ELディスプレイにより、プロが求める忠実な色再現を実現したとする。



HDMI入力時の外部モニター機能では、ピンチイン/アウトでズームイン/アウトができるなど、スマホならではの操作感でカメラを操作できる。スクリーンロック、明るさ調整、グリッド表示/非表示、フレームライン表示/非表示、イメージローテーション、設定のアイコンも備え、手軽に調整できるとする。

また、HDMI入力によるカメラの映像を即時ライブストリーミングすることも可能。XperiaからYouTubeなど他社アプリを利用することで、ライブ配信できるほか、StreamYard、StreamLabsなどのアプリを使えば、Instagram、Facebook、ペリスコープなどの外部カメラ非対応のアプリでもライブ配信できるとしている。

ミリ波対応を活用した機能としては、USBテザリングに対応したカメラと接続時に、撮影した静止画/動画をFTPサーバーへダイレクトに高速転送できる。ファイル転送は撮影したものを即時に送ることができるほか、「Transfer&Tagging add on」で編集後に送信することもできる。

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