神奈川県水産技術センターは、ムラサキウニをキャベツで飼育した「キャベツウニ」が商標登録されたと発表した。天然に比べ甘味成分が多く磯の臭いが少ないのが特徴で、周知や販売促進に生かす。

10月1日付で生鮮のウニや加工品を対象とした商標の登録が完了した。同センターによると、ウニは海藻類がなくなる「磯焼け」の原因となり駆除対象だったが、規格外野菜のキャベツを与えることでウニとして出荷できるようになり、同県内では逗子市や小田原市などで飼育が進んでいるという。

漁業者や関係団体は県の許諾を得ることで商標を無償で使用できるようにする。申請手続きは2021年4月に始める方針だ。

□グリル厄介 〜厄介者養殖〜|ザ!鉄腕!DASH!!|日本テレビ
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2020年12月10日 14:07
日本経済新聞
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