有機ELテレビの値下がりが加速している。家電量販店などの店頭価格は2020年夏に比べて2割ほど安い。メーカーの参入で価格競争が激しくなったほか、主要部品の有機ELパネルも下落している。新型コロナウイルス禍の年末年始の在宅生活を控え、販売に弾みがつきそうだ。

ビックカメラ有楽町店(東京・千代田)では売れ筋の55型(国内メーカー品、20年モデル)が25万〜30万円程度で並ぶ。ソニーの「KJ-55A8H」は11月下旬で2...
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