明かり消える銀座…高級すし屋・152年伝統の弁当屋も廃業
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銀座7丁目で高級すし屋「寿司さいしょ」を運営する税所伸彦さん(50)は今月を最後に銀座を離れる。5年前に大志を
抱いて銀座に店を構えた。10坪余りの小さな店だったが、いつも予約客でにぎわっていた場所で、特に看板メニューの
「うにく」が口コミとなり、外国からわざわざ訪れる客も多かった。

今年オリンピック(五輪)を控えて全世界の人々に美味しいすしを振る舞おうと心躍らせていた。だが、新型コロナウイルス
感染症(新型肺炎)はすべてを奪っていった。