ウエルシアホールディングスは7日、2021年2月期(今期)の連結純利益が前期比11%増の253億円になりそうだと発表した。1%増の230億円を見込んでいた従来予想から上方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、感染を予防するための商品が3〜8月期に好調だった。複数のドラッグストアや調剤薬局運営会社を子会社化したのも反映した。

売上高は10%増の9541億円、営業利益は15%増の433億円と従来予想をそれぞれ上方修正した。食品の売り上げが伸びたほか、店舗業務の効率化や人件費の適正化などに取り組んだ。

同時に発表した2020年3〜8月期の連結決算は、売上高が前年同期比12%増の4766億円、純利益は46%増の173億円だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2020/10/7 15:44
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL07HKM_X01C20A0000000/