日清食品ホールディングスが5日発表した2020年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比2.1倍の120億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う巣ごもり需要でカップ麺や袋麺の販売が大きく伸びた。

売上高にあたる売上収益は14%増の1205億円、営業利益は2倍の174億円だった。国内のカップ麺の販売が全般的に好調だったほか、米州地域や中国地域でも増益だった。

21年3月期の連結業績予想は据え置いた。売上収益は前期比4%増の4860億円、純利益は4%増の305億円を見込む。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2020/8/5 13:45
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL05HS5_V00C20A8000000/