内閣府が8日発表した5月の景気ウオッチャー調査(街角景気)によると、街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整済み)は15.5で、前の月に比べて7.6ポイント上昇(改善)した。改善は4カ月ぶり。家計動向、企業動向、雇用が改善した。

2〜3カ月後を占う先行き判断指数は36.5で、19.9ポイント上昇した。改善は6カ月ぶり。家計動向、企業動向、雇用が改善した。

内閣府は基調判断を「新型コロナウイルス感染症の影響により、極めて厳しい状況にある中で、さらに悪化している」から「新型コロナウイルス感染症の影響により、極めて厳しい状況にあるものの、悪化に歯止めがかかりつつある」に変更した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2020/6/8 14:10
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL05HGE_V00C20A6000000/