立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
完全にアフターコロナモード突入。前場だけで売買代金が1兆4千円突破。ミセス・ワタナベのワゴンセールが大盛況。過熱警戒も吹っ飛んでいます。
市場はもうコロナ以前の値段からどこまで戻したかを見ているはずです。つまり目標値は1月の24000円付近。最近は20000円台で膠着していましたので、そこから半値戻しの22000円くらいまでは上がる可能性がありそう。ただ、現実の経済事情を無視したテクニカルな話なので何かあれば夢から醒めてあっさり下がります。

[東京 28日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比429円86銭高の2万1849円09銭となり、続伸した。前日の米国株式市場の上昇と国内での経済活動再開に対する期待が支えとなった。業種別では鉄鋼、銀行業、証券業などが値上がり上位となり、出遅れ株の循環物色が繰り広げられている。

27日の米国株式市場は、新型コロナウイルス感染抑制策の緩和を受けた経済回復への期待の広がりから続伸。S&P総合500種指数 は3月5日以来初めて3000ポイント台に乗せて取引を終えた。銀行株が上げを主導し、S&P500金融株 は4.3%高の上昇となった。

日経平均は前日の米国株式市場の好地合いを引き継ぎ朝方から幅広い銘柄が買われ、193円67銭高の2万1612円90銭で続伸スタート。節目となっていた200日移動平均線を上回った後も、更に上げ幅を拡大し、一時2万1902円91銭の高値を付けた。

市場では「コロナショック以降売られていた銘柄に買い戻しが入る展開となっている。きょうは中国では全人代最終日となり、国家安全法制が採択される見通しとなっているほか、米国ではウイグル人権法案が米議会を通過し、トランプ大統領の署名が注目されている。米株先物はプラスで推移しているものの、米中関係激化への警戒感は残っている」(みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏)との声が出ていた。

朝方に財務省が発表した5月17日―5月23日の対外及び対内証券売買契約等の状況 (指定報告機関ベース)によると、非居住者による対内株式投資は754億円の買い越しとなった。 買い越しは7週ぶりとなるため、市場では「先週から海外勢が買い戻しに動き出したという材料となり、欧州勢の参加者が加わる後場も底堅い動きが期待されている」(国内証券)という。

TOPIXは1.61%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆4289億7200万円となり前日に続いて膨らんでいる。東証33業種では鉄鋼、銀行業、証券業、保険業、輸送用機器などの31業種が値上がり。石油・石炭製品、鉱業の2業種は値下がりとなった。

個別では、電通グループ が15.95%高で午前の取引を終了。東証1部の値上がり率第3位となっている。2020年1ー3月期の連結純損益(IFRS)が154億円の黒字(前年同期は26億円の赤字)となり、市場からは、収益性が改善したポジティブな決算との受け止めが出ている。国内の事業区分別の売上高では、東京オリンピック・パラリンピック関連イベントを含む「マーケティング・プロモーション」が前年同期比で2桁増となった一方、新聞、雑誌向け広告が2桁減となった。

東証1部の騰落数は、値上がりが1387銘柄に対し、値下がりが709銘柄、変わらずが69銘柄だった。

2020年5月28日 / 12:11
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2DA0VW?il=0