2020年05月19日07時50分

 【ニューヨーク時事】ゼネラル・モーターズ(GM)など米自動車大手3社(ビッグスリー)は18日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3月半ばから停止していた米国工場での生産を約2カ月ぶりに再開した。従業員の感染リスクを抑えるため、当面は緩やかな生産ペースにとどめる。ただ、多数の雇用を抱える自動車産業が動きだしたことで、急激に落ち込んだ米景気の回復に寄与するとの期待が広がる。
 CNNテレビによると、GMではこの日、全工場従業員の約3割に当たる1万5000人が出勤。フォード・モーターは約8割の5万9000人、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は3分の1の1万6000人が職場に復帰する予定という。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051900268&;g=int