立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
あまり元気のない相場が続いています。将来に希望があるのか懐疑的な見方が広がっているのかもしれません。しかし材料はほとんどが憶測であるのも事実であり、何かの拍子に楽観論が広がる可能性もあります。
後場はETF買い入れ観測か、プラ転して再開しています。

[東京 15日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比60円75銭安の1万9854円03銭となり、続落した。前日の米国株式市場が後半になって大きく持ち直したことやドル/円が円安に振れたことで、朝方は堅調な始まりとなった。しかし、上値を買う材料が見当たらず、週末のポジション調整の動きもあり、徐々に値を消す展開となり2万円を割り込んだ。

14日の米国株式市場で主要3指数は下落して始まったが、その後大きく持ち直した。各州の経済再開への動きや追加経済対策の可能性が支援した一方で、トランプ米大統領の対中貿易を巡る発言やさえない経済指標などの悪材料も意識された。

外為市場でドル/円が107円台まで円安に振れたことで朝方から輸出関連株が広範囲に買われたが、徐々に伸び悩む展開となっている。市場では「日経平均が2万円を超えると戻り売りが活発化し、重さを感じさせるようになる。今の段階では上昇トレンドを維持しているが、25日移動平均線を割り込むと調整ムードが強くなりそうだ」(国内証券)との声が聞かれた。

立ち会い時間中に、中国の国家統計局が4月の中国鉱工業生産が前年比3.9%増(予想は1.5%増)、4月の中国小売売上高が前年比7.5%減(予想は7.0%減)と発表したが、これらが材料視された雰囲気は感じられない。週末とあって、後場は模様眺め気分が広がるとの見方が出ている。

TOPIXは0.32%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9872億5600万円と商いは膨らんでいない。東証33業種では、鉱業、倉庫・運輸業など11業種が上昇し、不動産業、水産・農林業、食料品など22業種が値下がりした。

個別では、東京エレクトロンなどの半導体関連株が堅調に推移したほか、ソニーもしっかり。半面、トヨタ自動車が朝高の後に値を消す一方、日清製粉グループ本社が大幅安。ファーストリテイリングもさえない。

東証1部の騰落数は、値上がりが712銘柄に対し、値下がりが1379銘柄、変わらずが77銘柄だった。

2020年5月15日 / 11:55
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2CX0WD?il=0