三菱UFJフィナンシャル・グループは国内で初めて、新型コロナウイルスへの対応を目的とした社債を発行する。6月上旬をメドに600億円程度の発行を目指す。調達した資金は資金繰りに苦しむ中小企業への融資にあてる。ESG(環境・社会・企業統治)を重視する投資家の資金を呼び込むのが狙いだ。

新型コロナの感染拡大を受けた医療体制の構築や、企業の資金繰り支援を使い道とする債券は「コロナ債」と呼ばれる。三菱UF…

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2020/5/11 18:00
日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58939560R10C20A5MM8000/